立川市 武蔵砂川駅の歯科 歯医者|森川歯科クリニック

森川歯科クリニック

診療時間:午前9:00~13:00/午後15:00-19:00
休診:水曜、土曜午後、日曜、祝日

042-537-4875

西武線「武蔵砂川」駅 車で5分

JR線「立川」駅より 車・バスで15分

東京都立川市上砂町1丁目2-3 2F

駐車場10台

根管治療
root canal treatment

根管治療

根管治療とは

歯は食物を咀嚼して粉々にするための器官です。そのため歯は硬度が非常に高く丈夫な構造をしています。

歯の外側はエナメル質と呼ばれ、人体で最も固い組織です。その内側が歯の体積の多くを占める象牙質で、エナメル質に比べ柔らかい組織で、その中には歯髄と呼ばれる神経が存在しています。

エナメル質にできた虫歯の進行は比較的ゆっくり進みます。治療は、虫歯を取り除き、空いた穴を塞いで完了となります。

一方、象牙質にまで達した虫歯はその進行速度が速いのが特徴です。象牙質の虫歯がさらに進行し歯髄にまで達っした場合、虫歯菌が感染した歯髄を取り除き、歯の内部に侵入した細菌をきれいに除菌しなくてはならなくなります。
これを根管治療と呼びます。

どのクリニックでも根管治療は行います。ただし術者の経験、設備などにより治療に大きな差が出ます。通常、根管治療が終わると神経の代わりになる薬をつめ、土台を立てて形を整えて、型取りをしてかぶせ物を入れ、治療が終了という流れになります。しかし根管治療の際、感染した歯髄を完全に取り切れていなかったり、細い根管を見落としたままかぶせ物をしてしまうと根の先で炎症を起こして強い痛み出たり、気がつかないまま放置すると歯を支える骨がなくなってしまうというケースも少なくありません。そうなってしまうとせっかくかぶせ物をしていても、かぶせ物を外し、土台を取って、もう一度根管治療をやり直さないといけなくなります。根管治療が不十分だったために歯を抜かなくてはいけなくなる場合もあります。

当院では根管治療に非常に重きを置いています。長期的な視点で患者様の負担をできるだけ少なくさせていただき、根管治療後の治療の選択肢を多く持っていただけるよう努めています。

 

当院の設備環境について
マイクロスコープ
歯科用CT

歯の根の中は細くて暗いため通常では見えない部位になります。

当院では、マイクロスコープを完備し、精密な治療を可能としております。
また、歯科用CTにより、複雑な歯の形状を3次元的に把握し、正確な診断結果を基に治療を行っています。

保険も適用していますので、安心してご来院ください。

 

根管治療の流れ
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虫歯や以前の不完全な治療により、歯髄にまで菌が感染してしまいました。
症状が進むと、根管の根元の部分に膿がたまってしまいます。

 

根管治療を始める前に、まず虫歯が出来てしまった部位を削ります。

 

菌が感染してしまった歯髄を除去します。これを抜髄と言います。

 
           
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根元の奥の膿を除去します。
次に歯の内部の感染部位を少しずつ丹念に削り病巣を物理的に除去していきます。

 

消毒薬を入れて蓋をし一週間程度様子をみます。
除菌が終われば次のステップに進みますが、完全に除菌できていない場合は、再度、感染源の除去と薬による除菌を行います。

 

歯の内部の清掃が完了したら、歯の強度を増すために土台(図の灰色の部分)をつけます。
土台の上に天然歯と似た形をした歯のかぶせものをして治療完了となります。

 
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